赤道儀の健康診断⁉

皆さん!こんにちは。

いつも赤道儀と戯れている”ぐっさん”です。


今回はですね~ ”赤道儀” について少しだけお話したいと思います。


全国的に天候不良が続いたりして観測が出来ない状況が続くと

どうしても機材を使用しない時間が増えてしまいますよね。


中には屋外にカバーを付けて保管されている場合もあるかもしれません。


そんな状況下では機材の健康状態を定期的に見ておくことも重要となります。


例えば販売から40数年経った今でも人気の高い「タカハシ製作所 Jシリーズ」!

使用されている方も多いかと思います。

(実はTS160 J型は私と同じ年です。)


新しいモーター制御システムに換装し、新しい架台へと進化されている方も

多いかと思います。


架台の堅牢性と追尾性能の良さで今も人気の高い機種になりますが、

一部”赤経駆動部ウォームネジ部ユニット”には少しばかり気を付けて

おきたいところがあります。


普段、使用後屋内保管されている場合は良いのですが

屋外にカバーを付けて保管されている方は注意が必要です!


TOMITAでは機材の修理、オーバーホールもお受けしていますが

中には再生不可能な状態になったものも少なくありません。


写真(JP型 ウォームネジ部分外観)

一見シャフト部分に「錆が見えるなぁ~」程度に思える上の写真も

中を見てみると・・・


このような状態になっている事があります。


こうなったら再生や修復は出来ません。

残念ながら過去のような追尾精度はでなくなります。


眼視観望においてはまだ使用できるかも知れませんが、

追尾中のピリオディックモーションは・・・大きいでしょうね・・・。


錆の原因は架台から滴る水分がウォームネジのユニット内に溜まったり、

気温の変化によって生じた水分(湿気や夜露)がウォームネジの油分がついていない

箇所にとどまることで錆の発生に繋がっています。


それ以前にグリス(油分)がしっかり付いていれば問題も少ないのでしょうが、

ここ数年の気温変化に伴い、内部グリスの劣化スピードも速くなっているのかもしれません。


せっかく手に入れた機材ですから長く使用したいですよね。


使用しない期間が長くなったりするとどうしても機械内部は傷んでしまいます。

定期的にチェックをしてメンテナンスを行うなどして大事に使ってくださいね。


鏡筒やウエイトなどを載せずにウォームホイルを駆動させ、内部のグリス(油分)を

満遍なく行き渡らせる様に駆動させることで長持ちしますのでお試し頂けたらと思います。

(モーター駆動や手動駆動で回転を行います。)


TOMITAでは赤道儀のオーバーホールも受け付けています。


多数のご依頼を頂いていてお預かりするまでにはお時間を頂戴することも有りますが、

しっかりと対応させて頂きますので、ご質問やご相談等お気軽にご連絡くださいませ。




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