鏡筒メンテ今月のまとめ
今月も様々な鏡筒のメンテナンス依頼をいただきました。
梅雨時の繁忙期💦
少しご紹介。
まずは当店でも依頼が多いペンタックス鏡筒。
"ペンタ75EDHF"対物レンズにカビの症状。
星の点像ではバックの空も暗く気づきにくいものですが、
面像?にすると影になって写りこみ結構目立ちます。
分解洗浄を行いカビを払拭しました。
影も無くなりキレイな同心円が確認できます。(焦点内像-5mm)
"MEADE LX200(30cm)"主鏡のカビ洗浄も行いました。
洗浄前。
鏡面洗浄後。
カビの症状は長期間ほっておくとメッキコーティングや硝材にも傷みが生じます。
シュミカセなどの閉鎖鏡筒は、一度カビが発生する広がるのも早いようです。
対策はお早めに!!
タカハシMTシリーズも依頼が多い鏡筒ですが、
末っ子の"MT-100"は意外にも初。
長く保管されていたので外観の汚れも気になります。
外観洗浄後。
塗装ツヤ復活☆この時代のタカハシ塗装は特に強いようです。
金属パーツは軽く磨きをかけました☆☆
大物レア筒のご依頼も受けました。
"タカハシFRC-300"
フラットナーレンズに合わせて主鏡副鏡の曲面を設計した準RC鏡です。
同じ30cmミューロンCRSと比べても断然屈強な主鏡周り。
重量もヘビー級でした。
こちらも珍しい双眼鏡。外装の仕上げが綺麗。
"ZeissASEMBI 20-40x80mm"
部分修理(ズーム接眼レンズのヘリコイド修繕がメイン)を行いました。
などなど、、
今月行ったメンテナンス機材を一部紹介させていただきました。
さあ、
梅雨も終わり夏がやってきましたぜ☀
惑星たちが待ってるぜ!
天文ハウスTOMITAでは様々な望遠鏡メンテナンスを承っております。
詳しくは、新Webサイトメンテナンスページをご覧ください。
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