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執筆者の写真Orthoscopic13

鏡筒メンテ今月のまとめ

今月も様々な鏡筒のメンテナンス依頼をいただきました。

梅雨時の繁忙期💦

少しご紹介。


まずは当店でも依頼が多いペンタックス鏡筒。

"ペンタ75EDHF"対物レンズにカビの症状。

星の点像ではバックの空も暗く気づきにくいものですが、

面像?にすると影になって写りこみ結構目立ちます。



分解洗浄を行いカビを払拭しました。

影も無くなりキレイな同心円が確認できます。(焦点内像-5mm)



"MEADE LX200(30cm)"主鏡のカビ洗浄も行いました。

洗浄前。


鏡面洗浄後。

カビの症状は長期間ほっておくとメッキコーティングや硝材にも傷みが生じます。

シュミカセなどの閉鎖鏡筒は、一度カビが発生する広がるのも早いようです。

対策はお早めに!!


タカハシMTシリーズも依頼が多い鏡筒ですが、

末っ子の"MT-100"は意外にも初。

長く保管されていたので外観の汚れも気になります。


外観洗浄後。

塗装ツヤ復活☆この時代のタカハシ塗装は特に強いようです。

金属パーツは軽く磨きをかけました☆☆


大物レア筒のご依頼も受けました。

"タカハシFRC-300"

フラットナーレンズに合わせて主鏡副鏡の曲面を設計した準RC鏡です。


同じ30cmミューロンCRSと比べても断然屈強な主鏡周り。

重量もヘビー級でした。



こちらも珍しい双眼鏡。外装の仕上げが綺麗。

"ZeissASEMBI 20-40x80mm"

部分修理(ズーム接眼レンズのヘリコイド修繕がメイン)を行いました。


などなど、、

今月行ったメンテナンス機材を一部紹介させていただきました。


さあ、

梅雨も終わり夏がやってきましたぜ☀

惑星たちが待ってるぜ!


天文ハウスTOMITAでは様々な望遠鏡メンテナンスを承っております。

詳しくは、新Webサイトメンテナンスページをご覧ください。

メンテについてのご質問やお見積り依頼などもお気軽にメールください♪


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