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RedCAT71入荷!その詳細に迫る!!

WilliamOpticsより発売されたRedCAT71が入荷いたしました!実際に触ってみて商品ページでは説明できない部分をご紹介したいと思います。


1.フォーカスリングを動かす際にはフード固定に注意!

RedCAT71のフォーカス機構は金属フード内で対物レンズユニットが動く構造となっています。上図は最もひっこめた状態。


次に最も出した状態ではこのように伸びてきます。にょき~ん。

レンズユニットの根本を見てください。白いテフロンリングが見えます。実は金属フードがねじ込まれていくと、このテフロンリングを圧迫してフォーカスリングのテンションを調整する役割を担っています。


金属フード内部はこのようになっています。フード内は植毛紙処理されていますね。何やら内部にもうひとつネジが切ってありますよ。(これについては後述)


RedCAT71のフォーカスリングはこの金属フードのねじ込み具合で操作テンションが変わります。しっかりと締めるとフォーカスリングの動きがとても堅くなりますが、この状態で無理に動かすと機構を破損してしまう可能性がありそうです。フードの固定・締め具合はそこそこで止めておいた方が無難です。またフォーカスリング後端にはタイミングベルト用の溝が用意されています。ZWO EAFなどの電動フォーカサーを組み込んでフォーカスの電動化できそうですので開発を進めていきます。



2.海外遠征には短くしたい!?ならツチノコ化しよう!

前述の金属フード内部には通常の位置よりも内側にネジが切ってありました。RedCAT71の鏡筒バンドから鏡筒を外してフードをひっくり返せば"51"同様に鏡筒のコンパクト化もできるようになっています。ただし!非常にクリアランスの無い設計になっているのでフード内の植毛紙をフォーカスリングの凹凸がスリスリ・・・ちょっと気持ちのいいものではありませんでした^^; 私はおそるおそる少しだけネジをかませて終わりにしたのでした。

このままでは鏡筒バンドも取り付けられませんが、いかにコンパクト化して持ち運ぶかをお考えの方には嬉しい設計だと思います。ツチノコみたいです^^


3.接眼部にフィルターイン!謎の固定ネジはなんだ!?