※ 販売終了
高剛性、高レスポンス、高精度追尾、SXシリーズ最高峰モデル
P-PEC搭載、SXシリーズ最高峰、SXP赤道儀がより高剛性、高レスポンスになってリニューアル!
Vixen 天体望遠鏡 SXP2赤道儀の特長
① SXPの剛性がアップ!
SXP赤道儀で赤経側の軸受けに採用している一対のボールベアリングをより強度の高い大型テーパーローラーベアリングに変更、さらに軸受けの間隔をSXP赤道儀より広くとることで耐荷重を向上しています。また極軸ハウジングの肉厚を増加し、 さらに架頭部は上位機種であるAXJ赤道儀と同じ部品を使用しフォーク式構造にしたことで安定性が向上、赤道儀としての総合的な剛性が大幅に向上しています。
② P-PECによる正確な天体追尾
SXP2赤道儀に付属するSTAR BOOK TENには多彩な機能が搭載されていますが、その中でも天体追尾において大きなアドバンテージとなるのがPEC機能です。PEC(Periodic Error Correction:ピリオディックエラー補正)とは、ギアで駆動する機器に必ず発生する、周期的な速度ムラ(ピリオディックモーション)を電気的に補正する機能です。SXP2赤道儀では、PEC機能がさらに進化した、P-PEC(Permanent-PEC)機能をお使いいただけます。P-PECでは、赤道儀の電源を切っても補正値が保持されるので、毎回PECデータを取得する必要がなく、より精度の高い追尾を素早く実現します。(P-PEC機能はSTAR BOOK TENをSXP赤道儀、SXP赤道儀PFL、SXP2赤道儀、AXJ赤道儀、AXD赤道儀、AXD赤道儀PFL、AXD2赤道儀に接続した場合にのみ使えます。)
③ ベルトドライブ方式によりバックラッシュ低減と静音化を徹底追求
赤道儀を動作する際、従来はモーターの動力を歯車に伝達することによりウォーム軸(追尾の要となる回転ネジ)を回転させていました。歯車の特性上、一定の遊びを持たせる必要があり、歯車の枚数分だけ遊び量も増加してしまいます。そこで、動力の伝達方式を歯車からタイミングベルトに変更し、歯車間で発生する動作音と遊び(バックラッシュ)を大幅に低減。静かで安定した動作、高レスポンスを実現しています。
④ 16個のベアリングを使用
SXP2赤道儀では赤経赤緯軸およびウォーム軸受けなど主要部に16個ものベアリングを効果的に使用。滑らかでストレスのない動きを実現しました。
⑤ フォーク式極軸固定の採用
上位機種であるAXJ赤道儀と同じ部品を使用しフォーク式構造にしたことで高い安定性を確保しています。
⑥ 扱いやすい極軸望遠鏡PF-LII
手軽な操作で赤道儀を高精度設置できる装置です(南北半球対応)。天の北極(天の南極)付近の星空を示すスケールを内蔵、北極星と近隣の星2つ(合計3つ)をスケールの所定位置に導入することで手軽に3分角以内の精度で極軸を合わせられます(北半球の場合)。ボタン一つで点灯する暗視野照明(赤色LED)を内蔵。スケールそのものが赤く光るため、暗い星が背景に埋もれて見えなくなることがありません。極軸望遠鏡PF-LIIをのぞいたまま全てを調整できますので、暗所での利便性が大変よいものになっています。スケールの明るさは8段階可変式ですので、好みの明るさで使用できます。また1~2分で自動消灯(徐々に減光)、使用後の消し忘れも防止できます。
⑦ 多彩な鏡筒、機器を搭載できる筒受
筒受けには汎用ネジ穴M8用を45度間隔で8個装備(間隔35mm)。プレート等の直取付けはもちろん、プレートホルダーSX(別売)の併用によりアリミゾ式でも使用できます。サイズ形状が適合すれは他社製品の搭載も対応します。※:他社製機器の搭載につきましては寸法をご確認のうえ、搭載する機器説明書にてご確認ください。
⑧ 天体ナビゲーションコントローラーSTAR BOOK TENによる快適な天体観測
星図を確認しながら見たい天体を指定すれば自動的に視野に導入、追尾できるコントローラーです。多彩な天体ナビゲーション機能を5インチワイドTFTカラー液晶に美しく展開し、星空の美しさを伝えます。扱いやすい操作ボタン(テンキー、方向キー:バックライト付)を装備し、暗い観測現場でも快適に操作できます。
※対応OS:Windows8.1、Windows10
※macOS、Linux、Unixには対応していませんので、ご注意ください。
⑨ ベテランから初心者まで誰でも親しめるデザインと扱いやすさの融合
高剛性、P-PEC等による高精度追尾などの高機能、エントリー層が親しめるデザインとインターフェイス、天体ナビゲーションコントローラーSTAR BOOK TENの優れた操作性とともに全てを融合。最高の性能をより使いやすくまとめています。
⑩ 力学に基づく合理性:ウェイトレス構造(モーメント荷重の低減)
SXシリーズで培ったウェイトレス構造を継承。モーターやウォーム軸、ウォームホイルなど重さを担う主要パーツをウェイト側に集約、不動点から筒受け(機器を搭載する箇所)までの距離を短くすることで力学的に有利な構造を採用。より少ないウェイトで搭載機器との重量バランスを取ることができます。搭載機器の重量によってはウェイトレスも可能です。
⑪ 機材の設置撤収時に便利な伸縮式ウェイト軸
ウェイト軸には耐蝕性に優れるステンレス素材を使用。赤道儀本体に収納される伸縮式ですから、スピーディなセッティングが可能です。太さ20mmでSXシリーズ共通のバランスウェイトを使用できます。
⑫ アクセサリーシュー装備
汎用アクセサリーシューを装備。ポーラメーター(別売)を取付ければ、昼間や北極星の見えない環境でも手軽に極軸を設置できます(簡易設置)。
⑬ 5年間保証
取扱説明書における正しい使い方で、お買い上げの日から5年以内に故障等が起きた場合には無償にて修理いたします。 (電子機器は1年間保証)
Vixen SXP2赤道儀【販売終了】
赤経微動
ウォームホイルによる全周微動
赤緯微動
ウォームホイルによる全周微動
ウェイト軸
φ20mm 本体収納式・ステンレス製
極軸望遠鏡
極軸望遠鏡PF-LII内蔵
方位角範囲
粗動360°、微動 : 約±5°
ダブルスクリュー式微動ネジ付
極軸傾斜角範囲
高度0~70°、微動:±15°
3段階使用可(高、中、低緯度対応)
ダブルスクリュー式微動ネジ付
駆動
パルスモーターによる電動駆動(ベルトドライブ式)
自動導入・追尾
STARBOOK TENコントローラーによる自動導入、高精度追尾、最高1000倍速(対恒星時)
搭載可能重量
約1.3-17kg
コントローラー接続端子
D-SUB9PINオス
電源・消費電力
DC12V
0.45-2.2A(標準約10kg搭載時)
0.6-2.5A(約17kg搭載時:最大)
※電源別売
大きさ
386×419×128mm(突起部を除く)
重さ
約13.3kg(ウェイトを含まず)