ALP-Tデュアルバンド3nm Hα&OIIIフィルターは、赤色 H-α (656.3nm)と青緑色のOIII線(500.7nm)を透過するデュアルナローバンドフィルターで、主にカラーカメラ向けに設計されており、天体写真家が優れたS/N比でディープスカイ画像を撮影するのに役立ちます。
FWHM半値幅は3nmで設計され、不要な波長で4.5の光学密度(OD)を実現しているため、光害、月光、大気光を強力に遮断し、HαおよびOIII輝線信号のみを効果的に通過させることで星雲画像のコントラストを向上させます。
<製品の特長>
・OIII 500.7nmとHα 656.3nmを透過します。
・赤と青緑の2つの主要な発光波長帯を同時に捉えます。
・FWHM 3nm設計により、露光時間を延長し、詳細な星雲信号を捉えることができます。
・主にカラーカメラと組み合わせてより鮮明なデータを取得するか、またはLフィルター付きのモノクロカメラと使用することで撮影時間を短縮するように設計されています。
・ALP-TデュアルバンドSII&Hbフィルターと併用することで、S/N比が向上し、4チャンネル間の分離が向上した画像を作成できます。
・不要な波長の光学濃度(OD)4.5を抑制することで、S/N比が向上します。
・近赤外(NIR)は1100nmまで遮断します。
・理想的なフラットトップと中程度のバンドパスにより、スペクトルのダウンシフトを低減します。
・最高の性能を得るには、f/4未満の光学系でフィルターを使用することをお勧めします。f/4より明るい光学系では、ハイスピードバージョンを推奨します。
・両面研磨された基板にイオンガンアシスト蒸着による両面多層コーティング技術を採用することで、最も均一で高精度な光害抑制フィルターを実現しました。
・ハロー抑制反射防止コーティングにより、ハローと内部反射を最小限に抑えます。
・ボートルスケール1からボートルスケール8までの人工照明を抑制するように設計されています。
・マウントされていないサイズのエッジは黒色処理されており、内部反射を最小限に抑えます。
・Antliaの長年信頼を得ているコーティング技術により、非常に高い耐久性を実現しています。
・このフィルターは主にカラーカメラ用に設計されていますが、モノクロカメラでも非常に効果的で、撮影時間を短縮します。
■保証
・3年保証(剥離に対して)
■注意事項
・太陽の観測と撮影には利用できません。
・眼視観測には利用できません。
・ANTLIAフィルターを装着した状態で太陽を見ないでください。
・警告に従わない場合、深刻な眼の損傷につながる可能性があります。
Antlia ALP-T デュアルバンド 3nm Hα&OIIIフィルター/2inch
FWHM 3nm +0.5/-0.5nm CWL(中心波長) Hα:656.3nm
OIII:500.7nm
ピーク透過率 Hα:90%
OIII:82%
ブロッキング 4.5OD
@ 300~1000nm
フィルター厚 2mm±0.05mm 基板 光学用基板、単層/非接着基板 表面品質 S/D(キズ/凹み)= 60/40
(MIL-O-13830参照)
透過波面 λ/4以上 平行度 30秒角未満 フィルターリング 2’’ (M48*0.75)




















レビュー
今まで他社製品のLenhancerとLextream をライトポリューションに応じて使い分けてyoutubeにて宇宙ライブ今夜の星雲配信を行っていました。が、バックグラウンド、星単体の色合い、恒星ハローが好みのものではなく妥協していました。
この製品に乗り換えてもっとも大きく感じたのが網状星雲の緑フィラメントと星雲のコンストラクションです。また北アメリカ星雲では暗黒帯周辺のモクモクしている場所が赤みを帯びていましたが。自然な白色に近い状態で撮れたのは涙ものでした。お値段以上にと、、いやアントリアです。s2&o3も注文させて頂きました。これでsho合成を行い憧れのハップルパレットを視聴者様にお届け、楽しんで頂きます。
作例は
晴れた日の22:30から「ほしのせら」でライブ配信をしています。是非このフィルターを生で感じてみてください。このフィルターでpuxinsight処理した作例もライブ配信の撮影合間に流しています。
宣伝失礼いたしましたm(__)m