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迫力ある鋭像の最大口径機

 

タカハシの量産機では最大口径となる30cm反射望遠鏡です。本体は約27kgでEM-400クラス以上の架台を必要としますが、各部が頑丈に組み上げられているので大口径でありながら光軸の安定性は抜群で、日々の運用が安定して快適に行えます。焦点距離の割に鏡筒が短いので、小型のドームに据え付けて運用するのにも便利です。

口径30cmの大口径と中心から周辺まで非常にシャープな光学系で、さまざまな倍率での眼視、銀河や星雲の大写し、小型CMOSカメラによる月惑星の拡大最撮影など、あらゆる用途に高い適正を示します。

 


■特徴

 

周辺はコマ収差の影響で像が悪いといわれていましたミューロン光学系ですが、補正レンズを組み込むことで、オリジナルのミューロンの中心像はそのまま維持し、周辺像がリッチー・クレチアン式を上回わるほどに改善されました。副鏡調整用モーターをステッピングモーターに換装するなど電気系を一新し、バックラッシュ補正機能を追加したことで眼視のピント合わせが容易におこなえます。さらに、撮影に便利なオートフォーカス機能が備わり、時代をリードするカセグレン系望遠鏡に進化しました。


 

補正レンズユニットは、大きく離して配置した3群3枚(1枚はED)のレンズがバッフル内に組み込まれています。この高性能補正レンズは、これまで不可能と思われていた純正ドール・カーカム式の大きなコマ収差を、中心収差を肥大することなく完全に補正しています。
さらに、 この補正レンズは湾曲収差も補正するので、純正リッチー・クレチアン式を遥かに上回る周辺像になります。その星像は、35mmフルサイズ対角で約15ミクロンとイプシロンの周辺像に迫るほどです。

主鏡セルキャップに3個の吸気ファンを設け、主鏡周辺、鏡筒内部、外気部の温度をセンサーで計測し、設定条件を基に主鏡底面部にある吸気ファンのON、OFFの制御をします。

付属のハンドコントローラーから、手動のピント調整、ファンのON、OFFコントロールができます。オートフォーカス機能を使う時は、パソコンとUSBケーブルでつなぎます。また、バックラッシュ補正機能により、眼視でも快適にピント合わせができます。 電源はDC12Vの供給が基本ですが、眼視で使う時は単三電池×4でも動作するので、今までと同じように使えます。

 

付属のコントロールアプリケーション「Focus Infinity」のオートフォーカス機能により、パソコンからの操作で撮影機器のピント合わせが自動でできます。ハンドボックスとUSBケーブルでつなぎ、カメラからの画像をキャプチャーします。 ピント合わせのほかにも、ファンのコントロール、3カ所のプリセット位置の設定などの便利機能が手元のパソコンで操作できます。
※Windows用のみ

タカハシ Mewlon300CRS【受注停止中】

¥1,628,000Price
Out of Stock
  • 形式 コレクテッド・ドール・カーカム式
    鏡筒 Mewlon300CRS
    鏡筒径 324mm
    有効口径 300mm
    鏡筒全長 1140mm
    焦点距離 2970mm
    口径比 1:9.9
    ファインダー 7×50(脚・照明ユニット付属)
    質量 約27.0kg
    その他

    副鏡の遮蔽直径 110mm/

    実効口径比 1:10.6/

    鏡筒バランス 1.4kg×2付属

     

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