赤く染まる月を見上げて-スーパー皆既月食-


撮影2014年:Kubel様 

"スーパーカイキゲッショク"


令和3年5月26日。

日本全国の夜空に、赤い月が出現予定!


いったい何が起こるのでしょうか??


皆既月食ってな~に?
 

いつも地球の周りをくるくる回っている"月"が、

地球の影の部分を通過するときに起こる"天文現象"


半影に入ると一方から月が欠けていきます。(部分月食)


本影に入ったところで月の色が"赤銅色"に変わり、

だんだんと月明かりが暗くなります。(皆既月食)


その後、地球の影から脱出した月はいつもの月に戻ります。


この月が地球の影に隠れる現象が"皆既月食"です。


スーパームーンってな~に?
 
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2021/05-topics03.html 

いつも地球の周りをくるくる回っている"月"は、

実は楕円軌道で近づいたり離れたりしながらくるくる回っています。


月と地球の距離が最も近づく時の事、

すなわち見かけの大きさが最も大きく見える時のことは、

通称"スーパームーン"と呼ばれています。

(最近はニュースなどでもよく耳にするのですっかりおなじみですね。)


距離だと約5万km。最大で14%大きく30%明るい月。

まさにスーパームーン!


だからスーパーカイキゲッショク。
 

"皆既月食""スーパームーン"


もうお分かりのことと思います。


この二つの天文現象が同時に起こるんです!


合体して"スーパー皆既月食"と呼びます


ざっくり言うと、

"いつもより大きい満月が地球の影に入ることで形が欠けたり色が赤っぽくなる現象"

です。


そんな2021年5月26日の"スーパー皆既月食"に要注目です!!


スーパー皆既月食の観測方法!
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2021/05-topics03.html 

このレアな天文現象は是非とも"自身の眼"で見ておきたいもの!

観測方法をご説明します。


月の出時刻は19:12(福岡)です。

まだ空が明るいので月を探すのが大変かもしれません。


さらに今回は月の出始めから食が始まっているという少しせっかちな月食。

方角は"東南東から南東"。スマホアプリや方位磁石で方角を確認。

背が高い建物や山があると月の出始めを見逃してしまうかもしれません。

できるだけ開けた場所を探しておきましょう!


見どころの皆既食は高度10°付近。

「腕を伸ばして、縦に"グー"を作るとだいたい10°」


スーパー皆既月食のタイムスケジュール(in福岡)
 

18:45 部分食スタート

    まだ地平線下で見えない。

19:12 月の出

    昇ってくるよ!月を探そう!

20:09 皆既食スタート

    さあはじまり!

20:19 皆既食の最大

    赤い!実に赤い月を堪能!

20:28 皆既食終わり

    元にもどってくよ!

21:52 部分食終わり

    終了~!


福岡での当日はこのようなスケジュールとなります。

(月食トータルは約3時間。その間の皆既時間は約20分。)


皆既時間は比較的短い方。

欠け始めるとおそらく"あっ"という間です。


スーパー皆既月食を望遠鏡や双眼鏡で見よう!
 

スーパー皆既月食はいろんな観測方法で楽しめます♪

"アストロアーツ/ステラナビゲーター"で当日の見え方シュミレーション。


 

「男は黙って!」「肉眼!!」

アストロアーツ/ステラナビゲーター

肉眼でも月の欠けや色の変化は良く分かります。

体ひとつあればOK!


 
賞月観星プリンスED8x42WP

双眼鏡を使えば"変化していく月"をより拡大して観測できます。

手持ちなら8倍(8.1°)くらいが使いやすい。

黄色い円が視界円のイメージ。


 
スコープテック ラプトル60

そして望遠鏡になるともっともっと迫力あふれる天体ショー!

月の全体像が収まる50倍前後がおすすめです!

月の縁に出現する"ターコイズフリンジ"に注目してみましょう!!


スーパー皆既月食を撮影してみよう!
 
iPhone手持ちで撮ったいつかの月

スマホやコンデジでも皆既月食は撮影できます。

周りの風景も記念に入れて。

月の大きさは上の写真のようなイメージ。最近はズームできるスマホもありますね。


 
標準ズームレンズで撮ったいつかの月

一眼レフ(ミラーレス)カメラと三脚があればちょっと本格的な写真が撮れます。

ピントと露出を上手く合わせてみましょう。(←一番重要!!)

標準ズームの望遠側55mm(83mm)だとこのくらいの大きさで写せます。

あとイイ感じに周りの風景をいれたりするのは撮影者の腕次第。


 
注)これは月食ではなく日食です!

もうちょっとカメラの扱いに慣れてる方!

インターバルタイマーで連続写真に挑戦してみてはいかがでしょうか。

月の欠けゆく様を一定間隔で撮影。

合成ソフトを使うと一枚のドラマチックな作品に仕上がります。



と、作例に月食写真が一枚も登場しないことですでにお気づきかもしれませんが、、、

えらそなこと言ったわりに、ちゃんと皆既月食を撮影したことが無い筆者です💦

今度晴れたら絶対撮ってやる!という意気込みだけは持っています。うまく撮れても失敗してもきっと思い出に残るはず!

是非みなさんもチャレンジしてみてください(^^)


スーパー皆既月食のスペシャル企画!
 
https://reflexions.jp/tenref/navi/enjoy/howto/10768/ 

今回のスーパー皆既月食は各地でライブ配信が予定されています。

ピックアップしてご紹介するのは、

"天文リフレクションズ""サイトロンジャパン"のスペシャル企画。


"5.26皆既月食ライブリレー"


全国の月食映像をライブでシェア。YouTubeライブで生配信予定。

すでに参加申し込みは終了との事ですが、視聴は誰でもOK!

配信は5月26日18:00~YouTubeサイトロンジャパン公式チャンネルから


 
https://reflexions.jp/tenref/navi/enjoy/howto/10868/ 

その他、各地各所でライブ配信は、天文リフレクションズさんのサイトで紹介されています。各サイトをはしごして回るのも面白いかも!


予定されていた月食イベントが相次いで中止になるこのコロナ禍のご時世や、天気が心配な梅雨時期でも日本のどこかは晴れているという確率の観点から、リモートが普及した時流に合った素晴らしい企画だと思います。


スーパーまとめ