天体望遠鏡"出張メンテナンス" in 香川県まんのう町
しばらくぶりの天文台出張メンテナンス記事となりました。
福岡県下への緊急事態宣言は解除されましたが、県内外への出張業務は訪問先に事前確認を行い許可を得たうえ、社内感染症対策を徹底し実施しております。
さて、今回の訪問先は"香川県まんのう町"です。
四国といえば瀬戸大橋ですね。
連なる主塔と緩やかなカーブ具合がかっこいい。
四国が近づくと坂出の工場群がお出迎え。
工場地帯は言うに及ばずかっこいい。
橋を渡り終えまんのう町に入ると景色は一変。
田園風景のゆったりした道が続きます。
到着です!これが"まんのう天文台" 。
大川山のほぼ頂上。標高1,000メートルに佇む別荘風のオシャレな外観。
(ちなみに今回は"Newトミタ号"での参戦。)
左の塔が天文台。
コンクリート造り螺旋の階段を昇っていきます。
昇るにつれ期待が膨らむ感じ。わくわく♪
昇りきると天文台。
主砲は"ミューロン300CRS"。
30cm主鏡鏡面の洗浄から。1年ぶり。
脇を固めるサブ鏡筒は"TOA-130"。
天体守備範囲には死角なし。
赤道儀の調整。
中央光学片持ちフォークは限られた観測室内でもスペースを占領しません。
など、
1年ぶりのメンテナンス訪問でしたが、大きな異常はみられず無事終了となりました。
作業時にいくつか課題がでましたので、この点は後日まとめて担当者様に報告したいと思います。
さて、
"まんのう天文台"ですが
コロナ対策に配慮しながら開館を継続されています。
要事前予約、マスク着用等。詳細はまんのう天文台HPにて。
また最近ではYouTubeチャンネルを開設され、動画配信にも力を入れていらっしゃいます。ぜひ、"まんのう天文台"で宇宙を観てみよう!!
こちらは、
お土産にいただいた愛媛のお菓子"媛の月"。
星ナビ2021年7月号"飲み星食い月す"のコーナーで取り上げられていましたよね。
帰社後スタッフで美味しくいただきました!
天文ハウスTOMITAでは、小型望遠鏡のメンテナンスだけではなく、天文台施設の大型望遠鏡や天体観測ドームなどの、 メンテナンス・修繕・改修なども承っております。
くわしくは↓
トミタHP公共天文台メンテナンス にてご紹介しております。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!
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