天文台リニューアル in 熊本県産山村
3月のある晴れた日。ここは熊本県阿蘇郡産山村。 久住と阿蘇のちょうど中間に位置するようなイメージ。空が開けた高原地帯です。 "ファームビレッジうぶやま"というキャンプ施設の中に併設する"うぶやま天文台"。 ここ数年は当店主催の星まつり"星宴(せいえん)"の会場としてもお世話になっています。 "うぶやま天文台"は2016年3月にオープンした比較的新しい天文台です。 入り口では村花"ヒゴタイ"をモチーフにしたおなじみ"うぶちゃん"がお出迎え。 観測ドームと観測室は新設されたものですが、望遠鏡は寄付によるものでした。 よってメイン鏡筒はアストロカメラの"タカハシε-250"。 口径は25cmと十分ですが眼視には不向きな点は否めません。眼視用途として並列の"TSA-120"を追加しましたが、光害の少ない阿蘇地方の空はやはり眼視にも適した大口径で堪能したくなるところ。 今回、台長さんや村の方々の働きでリニューアルすることになりました。 まずは既存"ε-250"の取り外しから。 はい!取り外し~! と軽々しく言いましたが25cmイプシロンは結構重たかったです