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【再開】LUNTブロッキングフィルターの交換

更新日:4 日前



【2024/9/15追記】

フィルター在庫(若干数)の確保が出来ましたので受注を再開します。


【2023/3/19追記】

フィルター在庫の確保が出来ましたので受注を再開します。


【2023/03/01追記】

ご依頼多数のため一時的にフィルター在庫欠品中です。

次回入荷予定は3月末ごろとなります。

交換依頼は承っておりますのでお問い合わせフォームよりご連絡ください。


【2022/10/08追記】

フィルター在庫の確保が出来ましたので受注を再開します。

仕入れコスト上昇のため、やむなく価格を改定しております。


 

LUNT SOLAR SYSTEMS社=通称ラント。

アメリカのアリゾナ州にある太陽観測用望遠鏡の専門メーカー。

Hα太陽望遠鏡などLUNTシリーズの製品は、

品質、安全性、実績から日本国内でも多くのユーザーに使用されています。



LUNT太陽望遠鏡について
 

簡単にLUNT太陽望遠鏡の仕組みを説明すると、

対物レンズ付近のメインフィルターでHα帯を抽出。

さらに光学系後端の「ブロッキングフィルター」内部で、

余分な可視光を細分にカットする仕組み。



太陽の熱も取り除かれた状態で656nmだけを選択透過することができるため、

太陽面の様子を安全に観測することができるわけです。



ブロッキングフィルター劣化症状
 

さて今回の主題である「ブロッキングフィルター」。

天頂ミラーの形状をしていて内部は複数のフィルターで構成されています。


その中でも鏡筒側に位置している「青色のフィルター」。

対物レンズ付近のメインフィルターや他のブロッキングフィルターと比較し、

劣化の進行が早く定期的な交換が必要と言われています。


実際にご相談をいただいた青色フィルターの劣化症状を紹介します。

全面均一にクモリが付着するものや、


白化が広がるもの。。


比較的まだ軽症のもの。。。


症状は個体により多様ではありますが、

放っておいても改善することはまずないでしょう。


早い場合は、

ご使用開始から1年ほどで性能に支障がでるケースもありました。


このクモリ症状の明確な原因は不明ですが、

〇保管時の湿気と温度の変化に起因する説。

〇観測時の熱に起因する説。

〇フィルター押さえ止めに使用されている接着剤成分による説。

などが語られています。


当然このような状態では性能ガタ落ちコントラスト低下です。

プロミネンスや太陽面の粒状斑は確認することが難しくなります🌞😢



フィルター交換承ります。
 

海外のメーカーサイトでは、

ユーザー自身で劣化フィルターの交換を行うことを推奨されていたりもします。


ただ、交換フィルターの手配やレンズ工具の使用などもあり、

「ちょっとハードル高いなぁ~」と思われる方もいらっしゃると思います。


そのような方に向け、

トミタでは劣化した「青色フィルター(ブルーグラス)」の交換サービスを承ります。


交換後の状態です。


外観からも透明度の違いは一目瞭然。

低下していたコントラストは回復し、鮮鋭な太陽像を取り戻しました。



フィルター交換作業の詳細
 

【青色フィルター交換】


〇内容:

 LUNT社製ブロッキングフィルターの内、

 青色フィルター(ブルーグラス)の交換を行います。

 対象機種:「B400」「B500」「B600」「B1200」

※「B1800」は対象外。


費用:9,680円(税込)

※送付の場合の送料はご負担願います。

※フィルターのみご注文の場合も価格は同じです。


〇納期:通常お預かり後1週間

※フィルター在庫切れの場合はお取り寄せになります。

 お取り寄せにかかる納期をご連絡いたします。


〇お申し込み、お問い合わせ

 「LUNTフィルター交換ご希望」と「製品名(B1200など)」を記入し送信ください。

 担当より詳細を返信いたします。

 ※機種や状態によっては対応できない場合がございます。

 

ご不明な点等もお問い合わせフォームよりお尋ねください。


お気軽にご相談ください⤴⤴


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