大彗星の予感!?"紫金山・アトラス彗星"を迎えるために★
- Orthoscopic13
- 2024年9月21日
- 読了時間: 3分

大彗星になるかもしれない!?
もしかすると肉眼でみえるかもしれない!?
"紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)"が接近中。
期待高まる大彗星の接近ですが、
「いつ、どの方角に現れるのか?」
「どうしたら彗星がみれるのか?」
"紫金山・アトラス彗星"を迎えるための準備をお伝えします。
"紫金山・アトラス彗星"がみえる時期
2023年1月に中国の紫金山天文台と南アフリカのアトラス望遠鏡により発見された非周期彗星。日本では「紫金山」=「シキンザン」「ツーチンシャン」などと読ばれてます。
日本からは9月下旬ごろから10月はじめごろに明け方の東の空に現れます。
太陽の近く、日の出少し前に昇ってくるようなイメージ。
空が明るくなりはじめる僅かな時間なので彗星発見難易度は少し高めです。
その後しばらくは日本からは観測できなくなります。
再び姿を現すのは10月中旬(13日以降)。
今度は夕方の西の空。日没後しばらくは沈まないのでこの期間のほうが観測しやすい。
できるだけ月明かりの影響を受けにくい時期を選びましょう。
"紫金山・アトラス彗星"についてもっと詳しく
もっと詳しく!
そしてわかりやすく!
星空案内専門YouTuberホシゾラノサカイさんが最新の動画で"紫金山・アトラス彗星"について説明してくれています。
彗星については現在4本の動画がアップされています。
これらをみれば彗星について分からないことはなくなるはずです。
"紫金山・アトラス彗星"を観察するために

実際にフィールドで役立つことを紹介。
まずは彗星の位置を知ること。
天体望遠鏡メーカー"ビクセン"から提供されているアプリ"Comet Book"が便利です。
日ごとに変わる彗星がどの方角に見えているか教えてくれるアプリ。
周りの天体や星座も表示されるのでイメージしやすいのが特徴。
上手く彗星を捉えることができたら…。
彗星の淡い尾を観測するなら双眼鏡がマストアイテム。
なかでも広視界・高倍率の"賞月観星APO +12x56"がおすすめ。
筆者は昨年のZTF彗星(C2022/E3)観測でも実際に使用しました。
高倍率ながら手持ちでもかなり扱いやすく驚いたことを記憶しています。
ちなみに双眼鏡はもう少し小さなモデルでも可です。
※次回入荷10月中旬予定(納期はご購入時にお確かめください)
小型の赤道儀で彗星を捉えれば彗星撮影も可能です。
カメラと望遠レンズ(200mm前後)の組み合わせ。
または天体望遠鏡にデジタル一眼(ミラーレス)をつなげて撮影。
一期一会の彗星撮影。思い出に残ります。
観察や撮影に挑戦してみたい方は当店までお問い合わせください。
"星宴2024"でも"紫金山・アトラス彗星"!?
当店主催の星まつり"星宴2024"。
イベント当日(11/3)の日没後もまだ西の空に輝いている(はず…)。
少し暗くなってしまっているかもしれませんが彗星観察のチャンスあり。
参加の皆さんと会場で輝く"紫金山・アトラス彗星"を観察できれば最高の思い出になりますね。
まとめ
いかがでしたか?

Credit:S. Deiries/ESO
"紫金山・アトラス彗星"が今後どのような変化を起こすかは誰にもわかりません。
当初の予想通り1等級の大彗星になるかもしれません。
予想をはるかに超えた大彗星となり肉眼でも私たちを楽しませてくれるかもしれません。
そんな期待を抱きつつ然るべき知識と備えで"紫金山・アトラス彗星"を迎えましょう。
わくわく★
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